GWを過ぎると、次のお楽しみと言えば・・・「お盆休み」ではないでしょうか^^
お盆休みが近づくにつれ、家族で遊びに出かける計画や、里帰りの予定を立ててみたりと、カレンダーを眺める事が増えてくるかと思います。
でも・・・
多くの人がお休みになる時期なのに、祝日ではないため、どのカレンダーを見ても「お盆」という記載はされていません。
そこで、カレンダーには載っていない、お盆の時期やお盆休みの期間について調べてみました。
また、お盆には渋滞や混雑が付き物です。ということで、渋滞や混雑のピーク時期も、合わせて調べてみました。
お盆の正しい期間とは?
お盆と聞くと、長期休暇で海外旅行♪の、ように、お盆休みを先にイメージをしてしまう私ですが・・・
本来「お盆」とは、故人やご先祖様を敬い、供養をする期間になります。
供養を行う期間は、一般的に13~15日までの3日間となっており、13日が迎え盆 15日が送り盆とも呼ばれています。
迎え盆とは・・・13日の夕刻に、お供え物を準備し「迎え火」を炊き、故人を迎え入れる日。
送り盆とは・・・15日または16日に、故人をあの世へ送り出す日。(京都の五山送り火などが有名です)
また、「お盆」と呼ぶようになったのは、仏教行事の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」からきていると言われています。
先にも書いたように、13日~15日がお盆の期間とされているのですが、実は、お盆の行事を別の時期に行う地域もあります。
お盆の行事は、飛鳥時代の推古天皇が、606年(推古天皇14年)7月15日に行ったのが、最初とされています。
主に、武家・貴族・僧侶などの宮廷行事として催されていましたが、江戸時代に入ると徐々に広まり、庶民の間にもお盆の行事が定着していきました。
当然ですが、当時の7月15日は、今でいう旧暦7月15日です。
やがて、明治時代になり、新暦が制定されると旧暦の日付をそのまま当てはめて7月15日をお盆としていました。
しかし、農業が盛んな地域などでは、とても忙しい時期だったこともあり、多くの人が、お盆どころではなかったようです。
そこで、落ち着いてご供養ができるようにと、月遅れの8月にお盆の行事を行うようにした事が、現在まで受け継がれています。
ただ、昔ながらの風習を残している地域もあり
- 関東の一部では、7月13日~15日
- 沖縄では、旧暦7月13日~15日
お盆の行事が行われています。
今年(2018年)のお盆休みはいつからいつまで?
さて、地域によって時期が異なるお盆ですが、会社はどうか?というと、8月13日~15日の3日間を、お盆休みとするところがほとんどです。
勤め先によって、お盆休みの長さに違いはありますが、1日でも多く、お休みがあれば嬉しいものです。
過去のお盆休みを振り返ってみると、2015年では、お盆が土日に重なってしまい4連休の人が多い印象でした。
2016年は、お盆の直前に新しい祝日「山の日」ができましたが、お盆が土日に重なっていたため、大型連休とまではいかなったようです。
2017年は、祝日を含めて11日~15日までの5連休くらいが平均的だったようです。とはいえ、気になるのは今年のお盆休みだと思います。
2018年8月のカレンダーを見ていきましょう。
「山の日」が土曜日になっていますので、今年も11日~15日までの5連休と、なりそうです。祝日が土曜日と重なり、ちょっともったいない気持ちがあります。
業種によって、休みの長さに違いはありますが、大きな企業や工場の場合は、夏の電力需要も考慮して、大型連休の期待ができそうです。
ちなみに、大手自動車製造メーカーでは、11(土)~19日(日)の9連休となるそうです。
これは、うらやましい話です♪
さて、休みの多い会社があると思えば、大型連休の時期だからこそ、休みにできない業種もあります。
カレンダー通りで営業している会社は、交代制での休みとなるでしょう。
この時期が、かき入れ時のサービス業界は、お盆が明けてから、まとまった休みを取るという事もあります。
きっと、そんなこんなで、家族のお盆休みが合わない、というご家庭もあるかと思います。
それでもなんとかして、休みを合わせたい!という場合は、有休の取り易い会社にお勤めの方が、ちょっとだけ頑張りましょう^^
シフト制や交代制で、働いているご家族の休みに合わせて有休を取るというのが、最善の手段かもしれません。
ところで、多くの企業がお休みになるお盆ですが、公共機関はどうなのでしょう?
お盆の時期は公共機関もお休みなの?
お正月やGWなどの大型連休時は、公共機関もお休みになります。
もしかすると、「お盆時期もあちこちお休みなの?」と、不安になるかも知れませんが、大丈夫です。
役所や郵便局はカレンダー通りに動いていますので、11日(土)~12日(日)の、2連休となります。
銀行についても「銀行法施行令」が制定されているため、お休みは、祝日・土曜日・日曜日・年末年始(12/31~翌年1/3)と決まっています。
銀行のお盆時期は、カレンダー通りの営業となりますので、平日は、いつも通りに窓口の利用もできます。
医療機関も、休診日をのぞきカレンダー通りとなっています。
ですが、個人医院や歯医者さんなどは、お盆休みをとっている所もありますので、事前にチェックしていることをオススメいたします。
多くの企業がお盆休みだとしても、公共機関は普段通り利用ができます。
普段の平日では時間がなく、後回しにしていた用事も、お盆休み中に、済ませてしまう事もできそうです。
せっかくのお盆休みですから、用事だけではなく、お出かけもしようと思っているかも知れません。
そこで気になるのは、渋滞情報ではないかと思い、次章でまとめてみました。
お盆中に混雑と渋滞を避けるならいつ?
今年2018年の、お盆渋滞は、出発の日をずらす人もいると考えられ、下りはやや分散型になりそうです。
地方へ向かう帰省ラッシュや、帰りのUターンラッシュに伴う混雑や渋滞を避けるには、ご存知かと思いますが、移動する時間帯を工夫する必要があります。
まずは、車を使って移動をするのに、適した時間帯と、渋滞の時期を見ていきましょう。
移動時間オススメ
車で移動をする場合は、深夜帯にするとスムーズに運転がしやすくなります。
早朝から出かけると、朝7:00頃から渋滞に巻き込まれる事が多くなります。
ただし、毎年渋滞がおこりやすい関越道下り・中央道下り・東名道上りは、深夜でも車が多めの可能性があるようです。
高速道路の下り渋滞予測は?
企業によってお盆のスタートが、8月11日や12日からと分かれる為、今年の帰省ラッシュは分散しやすいと予測ができます。
そこで、帰省ラッシュ時に影響がでやすい、高速道路の下りでの渋滞時期をお伝えします。
- 10日(金) 午前中・夕方
- 11日(土) 午前中・夕方
- 12日(日) 午前中・夕方
11日(土)からお休みに入る人の影響で、10日(金)の仕事あがりに出発し、混雑する事も考えられます。
中でも、1日ゆっくり休んでから出かける事も考えられ「12日(日)」に下りのピークとなりやすそうです。
高速道路の上り渋滞予測は?
地方へ向かう帰省ラッシュと違い、都心部へ戻るUターンラッシュは14日から3日間は続くと考えられます。
- 14日(火)夕方
- 15日(水)夕方
- 16日(木)夕方
休みが終わる1日前の夕方は、高速道路が一番混む時間帯になります。中でも、「14日(火)」に、上りのピークを迎えそうです。
新幹線を利用する場合
さて、お出かけをする際には、車ではなく新幹線を利用する人も多くなります。そこで、新幹線の混雑時期も合わせてお伝えします。
帰省ラッシュ時における新幹線の混雑予測
- 11日(土)午前中
- 12日(日)午前中
午前中から移動をして、ゆっくり過ごしたいと考える人が多いため、連休初日の午前中がピークになりやすいです。
Uターンラッシュ時における新幹線の混雑予測
- 14日(火)午前中
- 15日(水)午前中
- 16日(木)午前中
休みが最終日か、1日前にあたる14日(火)は、とくに混雑が予想されますので、上手に移動をして下さい。
新幹線で移動をする場合は、事前にチケットを入手することで、自由席でのギュウギュウ詰めを避ける事も可能になります。
新幹線チケットを事前に入手する方法
新幹線チケットは、1ヶ月前から予約購入することができます。
例えば、8月11日のチケットの場合は、ちょうど1ヶ月前にあたる、7月11日の午前10時から全国一斉発売が行われます。
午前10時から、順番に指定席が埋まっていきますので、お盆の混雑時期は、早めの予約購入が安心できます。
すでに、予約購入ができる時期なら、「JPサイバーステーション」から空席状況の確認をする事も可能です。
こちらからどうぞ ⇒ 「JPサイバーステーションHP」
おわりに
お盆休みについて、由来を始め、お休みの期間や渋滞情報をまとめてお届けしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
我が家も、お盆休みがずれている家庭ですので、なんとか休みを合わせて、出かけよう!と、脳みそをフル回転させています(笑)
なんていう、こちらの話は置いておくことにして・・・
それぞれのご家庭で、
あなたのお盆休みが、
最後までお読みいただきありがとうございました。
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