子育て中のママにとって、どうしても子どもを預けなければいけないシーンは出てきますよね。
たとえば、急な用事や仕事、病院、上の子の学校行事など。
「義母に子どもを預けたいけれど、どうやってお願いすればいいのか分からない…」と悩む方も多いのではないでしょうか？
本記事では、義母に失礼なく、気持ちよく子どもを預けるためのメールの書き方や例文を詳しくご紹介します。
なぜ義母に子どもを預ける時はメールが大事？
義母に子どもを預ける際、「電話でサクッとお願いする」という方もいますが、実はメールでのお願いにはたくさんのメリットがあります。
- 文章で残るので誤解が少ない
- 丁寧な言葉を選びやすく、配慮が伝わりやすい
- 忙しい義母の都合を考えて送れる
特に初めて預ける場合や、距離がある関係の場合、メールでの丁寧なやりとりが信頼関係を築くきっかけにもなります。
義母に子どもを預けるメールを書くときの3つのポイント
1. お願いの理由をしっかり伝える
「なぜ預かってほしいのか」が明確に書かれていないと、義母も戸惑ってしまいます。
例えば「仕事の会議が入ってしまって」や「病院で検査を受ける必要があり」など、背景を丁寧に伝えましょう。
義母にも生活リズムや予定があるため、事情を共有することで「納得感」や「手助けしたい」という気持ちを引き出しやすくなります。
また、理由が明確だと、「今回だけ特別なのだな」と理解してもらいやすく、快く引き受けてもらえる可能性が高まります。
2. 義母への感謝や気遣いの言葉を添える
お願いの前後には、「いつもお世話になっています」「ご無理でなければ」など、相手への配慮の気持ちを表現すると印象が良くなります。
「お忙しい中とは思いますが」や「急なお願いで申し訳ないのですが」など、ワンクッション置く言葉も有効です。
感謝の気持ちは、文末だけでなく文中にも自然に織り交ぜると、より丁寧な印象になります。
たとえば、「〇〇のときも助けていただいて本当に感謝しています」など、過去の出来事に触れるのもおすすめです。
3. 日程や時間・持ち物など具体的に伝える
預ける日時やお迎え時間、必要な持ち物（おやつ・着替え・おもちゃなど）を忘れずに明記しましょう。
「何時に連れて行って、何時に迎えに行く予定です」と明確に書くことで、義母側も予定を立てやすくなります。
また、子どもに関する特記事項（昼寝の時間、食べられないもの、好きなおもちゃなど）も添えると、義母の負担が軽減されるだけでなく、子どもも安心して過ごせます。
必要であれば、連絡先を再確認として記載しておくと、万一のときにもスムーズです。
実際に使える！シーン別メール例文
初めて子どもを預けるときのメール例
件名：お願いごとがありご連絡しました
本文：
いつも温かく見守ってくださり、ありがとうございます。
突然のご連絡で恐縮ですが、○月○日（○）の午前中、どうしても外せない用事があり、もしご都合がよろしければ、その間〇〇（子どもの名前）を預かっていただけないでしょうか？
もちろん、ご無理のない範囲で大丈夫です。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご検討いただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
何度か預けているがお願いする場合のメール例
件名：またお願いできますでしょうか？
本文：
いつも〇〇を可愛がってくださり、本当にありがとうございます。
○月○日（○）の午後、〇〇の習い事の面談があるため、再びお力をお借りできないかと思いご連絡いたしました。
おやつと着替えは持たせます。お昼寝の時間も含まれるかもしれません。
いつも甘えてばかりで恐縮ですが、ご都合が合えばお願いできますと幸いです。
急な用事で預かりをお願いする場合のメール例
件名：急なお願いで申し訳ありません
本文：
こんにちは。
突然のお願いで本当に申し訳ありません。実は今日の午後、会社から急な呼び出しがあり、2〜3時間ほど〇〇を預かっていただけないかと思いご連絡しました。
急なことで大変恐縮ですが、どうぞご無理のない範囲でご判断ください。
お礼を伝えるフォローメールの例
件名：昨日はありがとうございました
本文：
昨日はお忙しい中、〇〇を預かってくださり本当にありがとうございました。
〇〇もとても楽しかったようで、「またおばあちゃんのおうちに行きたい！」と話していました。
いつも助けていただき感謝の気持ちでいっぱいです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
義母にお願いする際の注意点とマナー
頻度が多すぎないかを意識する
毎週のようにお願いしていると、義母も疲れてしまうかもしれません。
何度も頼ってしまうと、頼られる側の負担が徐々に積み重なり、関係性にひびが入ることもあります。
「今回は特別な用事だから」ということを強調したり、「いつもありがとうございます」と定期的に感謝を伝えることが大切です。
もし頻度が増えてきた場合は、他のサポート手段を検討することも一つの配慮です。
相手の都合を確認してから詳細を伝える
いきなり日時指定でお願いすると、義母も戸惑ってしまうかもしれません。
「この日のこの時間にお願いできますか？」よりも、「この日の午前中、もしお時間が空いていたらお願いできませんか？」のように、まず選択肢を与える言い回しにすると、気遣いが伝わります。
また、義母自身の体調や予定、生活のリズムもあるので、それを尊重する姿勢を持ちましょう。
感謝を忘れない
メールだけでなく、ちょっとした手土産や言葉でのフォローも大切です。
たとえば、預かってもらった日の夕方に「今日は本当に助かりました。ありがとうございました。」と直接伝えたり、後日ちょっとしたお菓子や飲み物などをお礼に持って行くと、義母も「やってよかった」と感じやすくなります。
感謝の気持ちは形にして表すことも大事ですが、何よりも継続的に伝えることが信頼関係の土台となります。
子どもを預けたあとのフォローも大切
メールでのお礼はもちろんですが、ちょっとした差し入れや「またお願いしても大丈夫？」というひと言で、義母との関係はより良好になります。
子どもがどんな様子だったか、帰宅後に報告するのもおすすめです。義母も「やってよかった」と感じてもらえるはずです。
まとめ
義母に子どもを預けるのは、ちょっと気をつかうことかもしれません。でも、丁寧な言葉と感謝の気持ちを込めたメールなら、きっと気持ちよく引き受けてもらえるはず。
無理をさせず、信頼と配慮のある関係を築いていきたいですね。今回ご紹介したポイントや例文を、ぜひ参考にしてみてください。
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