40代も残りわずかになった今年、年賀状じまいが届きました。
それをきっかけに、私も年賀状をやめることについて考えはじめました。
どのような文章なら失礼にならないのか?マナーについてうとい私は、色々と調べてまとめてみました。
友達へ向けて年賀状をやめるときの文例を、状況に合わせてご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
喪中はがきや寒中見舞いで伝える場合は「喪中はがきや寒中見舞いで年賀状じまいする文例とマナー」をご参考にしてみてください。
年賀状やめる文例40代50代友達用まとめ
お友達へ年賀状をやめたいと伝える文章を、それぞれのシチュエーションで文例をまとめてみました。
今後もお付き合いしたい友人への文例
今年もどうぞよろしくお願いいたします。来年から年賀状での挨拶はやめて、メールやLINEに切り替えることにしました。
これからはメールやLINEで、新年に限らずメッセージのやり取りができればと思っています。いつまでも変わらずにお付き合いをしていただけると嬉しいです。メールアドレスまたはLINE
普段から定期的に、連絡を取り合っている関係に合う内容となっています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。来年から我が家では年賀状をやめることにしました。
これからはメールやLINEでメッセージのやり取りができればと思っています。いつまでも変わらない良いお付き合いをよろしくお願いします。メールアドレスまたはLINE
年賀状だけのやりとりしかしていない関係に合う内容です。
今後もお付き合い友達へ丁寧な文例
旧年中は大変お世話になりました。
このたび私事ではございますが
長年続けてまいりました年賀状のやりとりを
昨年で一区切りとさせていただくことに致しました。
これまで多くの温かいお言葉をいただき心から感謝しております。
今後は電話やメールなどでのご連絡をさせていただきたく存じます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。メールアドレスまたはその他の連絡先
令和〇年 元旦
あけましておめでとうございます。
このたび長年続けてきた年賀状の送付を
昨年限りで終了することにしました。
これまで温かいご挨拶をいただき本当にありがとうございました。
突然のご報告になり恐縮ですが、
今後はメールでご連絡をさせていただきたいと思います。
皆様にとって幸せな一年でありますようお祈りいたします。
メールアドレスまたはその他の連絡先
令和〇年 元旦
今後の付き合いも終わりたいときの文例
あけましておめでとうございます
私事ではございますが、本年を最後としましてどなた様とも年賀状での挨拶を控えさせて頂きたいと考えております。
勝手ではございますが、ご理解頂けましたら幸いです。
フリーメールアドレス
令和〇年 元旦
年賀状じまいと同時にお付き合いをやめたい場合は、代替手段は載せなくてもかまいません。
ですがあからさまにわかってしまうのは、ちょっと気が引けてしまうな…という場合は、Gメールなどのフリーアドレスを用意しておいて、お知らせしておくと角は立たないかと思います。
年賀状以外で連絡のやりとりくらいなら良いと考えているなら、SNSアカウントを伝えるのも方法です。
その際には「インスタグラムで近況報告をしています。もしよろしければのぞいてみてください。」という言葉を添えておくと、不快な気持ちにはならないかと思います。
年賀状をやめる文例、友達へラインやメールで知らせたい
普段から定期的にお付き合いのある友人へ年賀状をやめるお知らせなら、ラインやメールで伝えたほうが自然な場合もあります。
メールやラインで今後の年賀状のやりとりをやめることを伝えるなら、お友達が年賀状を出す前にお知らせしておくと親切です。
ラインやメールで知らせるタイミングは、喪中はがきを出す時期と同じくらいの11月~12月頭までがベストと言えます。
というのも年賀状は毎年11月初旬から郵便局などで販売が始まるので、その頃が送り始めの目安になります。
それより遅くなってしまうと、年賀状の用意をしている可能性がありますので、それまでにお知らせしておくのが親切だと言えます。
LINEやメールで年賀状じまいを伝える例文
お元気でお過ごしでしょうか?
今日は大切なお知らせがあります。来年から我が家では年賀状をやめることにしました。
これからはLINEでご連絡させていただきたいと思っております。今年もお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
年末に向け何かと多忙な時期ですが、健康には十分注意してお過ごしください。
今日は〇〇さんにお伝えしたいことがあります。
令和の時代に合わせて、私も年賀状じまいすることにしました。
これまで年賀状のやりとりをしてくれてありがとう!これからは〇〇さんもLINE(メール)でメッセージをくれると嬉しいです。突然のお知らせになりましたが、よろしくお願いします。
年末に近づきさらにお忙しくなる時期かと思いますが、くれぐれもご自愛ください。
年賀状じまいを書くときの構成と簡単テンプレート
年賀状じまいの文章を、なるべくオリジナルで書きたい場合用に、テンプレートをご用意してみました。
年賀状は
- 挨拶文
- 年賀状じまいの理由
- 代替案
- 締め
4つの構成にわけることができます。
それぞれの構成に使える一文をまとめていますので、それを組み合わせると年賀状じまいを伝える文章が作れます。
挨拶文
- あけましておめでとうございます。日頃より何かとお世話になりありがとうございます
- 明けましておめでとうございます。昨年はたくさんの楽しい思い出をありがとうございました。
- 新春のお慶びを申し上げます。
- 謹んで新年のお祝いを申し上げます。
- 旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
- 新春のご挨拶を申し上げます。昨年は格別のご厚情を賜り厚く御礼申し上げます。
年賀状じまいの理由
- 誠に勝手ではございますが、どなた様にも年賀状によるご挨拶はこれで最後にさせていただこうと考えております。
- 昨年の誕生日で私も後期高齢者となり身辺整理を始めました。
- 長年続けた年賀状ですが、定年を迎えましたのでこれを節目として以後どなたさまにも失礼させていただきたいと思います。
- 我が家にもデジタル化の波が押し寄せており本年で年賀状じまいをさせていただくことにしました。
- 来年から我が家では年賀状をやめることにしました。
- 誠に勝手ながら、毎年の年賀状は今年限りで失礼したいと思います。
代替案
- 今後は電話やメールでやり取りができれば嬉しいです。
- 今後はSNSやLINEなどでのご連絡をさせていただきたく思います。
- これからはメールやLINEでメッセージのやり取りができればと思っています。
- 今後はデジタル時代に合わせ、〇〇にて折々のご挨拶をさせて頂く所存です。
締め
- 皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りしております。
- 皆さまのご健康とご多幸をお祈りし、ご挨拶とさせていただきます。
- 皆さまのご健康と益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
- 皆様にとって幸せな一年でありますようお祈りいたします。
- 誠に勝手ではございますが今後も変わらぬお付き合いをよろしくお願い致します。
【寒中見舞いの場合】
・寒さが厳しくなるこの時期、皆様のご健康をお祈り申し上げます。
・寒い日が続きますが皆様におかれましてはくれぐれもご自愛ください。
年賀状のやめどきはいつがベスト?
年賀状をやめる理由は人それぞれですが、よくある理由としては以下のようなものがあります。
- 引っ越し
- 高齢になった
- メールやLINEなどで連絡を取ることが増えた
引っ越しのタイミングでやめる
引っ越しをすると、これまで関わっていた人間関係がガラッと変化します。
例えば、子どもの学校の関係者や近隣の人々などは、今後一切会わない可能性もあるでしょう。
個人的に仲良くしている場合を除き、学校や地域などのつながりで関わっていた人については、年賀状をやめるという選択肢も検討できます。
高齢になり年賀状をやめる
高齢になると年賀状の数も減ってきてきたり、少ない年賀状の準備などが負担に感じることがあります。
還暦・古稀・喜寿・傘寿・米寿などをきっかけなら自然なタイミングです。
会社を退職したとき
退職したときも年賀状をやめるきっかけとなることがあります。
特に仕事を通してだけの関係性の人については、年賀状をやめても失礼にならないと考えられます。
メールやLINEに移行したい
メールやLINEなどのコミュニケーションツールが普及したことで、手紙で連絡を取る機会も減ってきました。
例えば、親戚や学生時代の友人とメールでこまめに連絡を取り合っているのであれば、年始の挨拶も年賀状ではなくメールでしても失礼にはなりません。
友達との年賀状をやめるには
年賀状をやめるかどうかはその人の自由です。やめたいと思えば、きっかけやタイミングは関係ありません。
普段から接点の少ない相手なら、やめる理由が無くても問題ありません。
最低限のマナーとして「いつ、どのように伝えるか」を外していなければ、大丈夫ということがわかりました。
参考になれば幸いです。
コメント