年賀状じまいを考えているけど、「喪中はがき」や「寒中見舞い」で伝えても大丈夫なのか?
年賀状じまいするマナーや文例をまとめてみました!
新年の挨拶と同時に年賀状じまいを伝える場合は、「年賀状やめる文例40代50代友達用まとめ!」をご参考にしてください。
喪中はがきや寒中見舞いで年賀状じまいの挨拶はいいの?
喪中になると、年賀状を出さない代わりに「喪中はがき」を送るのが一般的です。
そのときに、来年からは年賀状をやめるというお知らせを入れても構いません。
喪中はがきというのは、新年のご挨拶ができないことをお詫びすることが目的のご挨拶なので、できるなら喪中になりましたという事だけを伝えるのが好ましいです。
ですので年賀状をやめるというお話は、喪中のご挨拶のあとにさりげなく書くようにしましょう。
そして今までのご縁に対する感謝の気持ちを伝えることも大切です。
喪中はがきを出すタイミグは、11月上旬から12月はじめの間に出すのが一般的になっています。
はやい場合は、年賀状の準備を11月中頃から行うので、それまでにお知らせをすると良いとされています。
もし年末に喪中になった場合は、寒中見舞いでご挨拶をしても大丈夫です。
寒中見舞いは松の内(関東では1月7日まで、関西では1月15日まで)の期間に出すはがきです。
喪中はがきで年賀状じまいする文例
喪中はがきで年賀状じまいをする文例としては、以下のようなものがあります。
【喪中はがきで年賀状じまいの文例1】
喪中につき新年のご挨拶をご遠慮申し上げます
○月に(続柄)(故人の名前)が永眠いたしました
本年中に賜りましたご厚情に深謝いたしますとともに
皆様が良いお年をお迎えになりますようお祈り申し上げます
なお恐縮ではございますが
来年度よりどなた様にも年始のご挨拶を控えさせていただくことに致しました
ご了承くださいますようお願い申し上げます
令和◯年 月
【喪中はがきで年賀状じまいの文例2】
喪中につき年頭のご挨拶を失礼させていただきます
○月に(続柄)(故人の名前)が○歳にて永眠いたしました
本年中に賜りましたご厚情を深謝いたしますと共に
明年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます
なお誠に勝手ではございますが
来年度より皆様への年始のご挨拶を控えさせていただく事とさせていただきました
ご了承くださいますようお願い申し上げます
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます
令和◯年 月
寒中見舞いで年賀状じまいする文例
年賀状じまいの文例としては、以下のようなものがあります。
【寒中見舞いで年賀状じまいの文例1】
寒中お見舞い申し上げます
毎年年賀状をいただきありがとうございます。
私事ではありますが本年よりどなた様にも
年賀状を欠礼させていただくことに致しました
何かとご迷惑をおかけしますがどうぞご了承ください
今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願い申し上げます
代替えの連絡先
令和◯年 一月
【寒中見舞いで年賀状じまいの文例2】
寒中お見舞い申し上げます
早々に素敵な年賀状をいただきありがとうございます
私事ではございますが本年よりどなた様にも年賀状を辞退させていただくことになりました
長年のご交誼に心から感謝申し上げますとともに、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます
令和◯年 一月
年賀状じまいのマナーとは
年賀状じまいを伝えるときに気をつけたいポイントがいくつかあります。
- 最後に送るはがきには「来年からは年賀状をやめる」ということを書く
- 年賀状をやめる理由を伝える(無くても大丈夫)
- 今までのお付き合いに対する感謝の気持ちを伝える
- 年賀状に代わる連絡方法があれば教える
- 手書きでコメントを入れて心のこもったメッセージにするのも良い
これらのマナーを守って年賀状じまいをすることで、お相手の方も納得してくれるかもしれません。
もちろん「年賀状じまい」をしたからといって、お友だちや親戚の人と縁が切れることはなく、仲良くお付き合いを継続していけます。
これからもコミュニケーションを取っていきたい場合は、メールやLINEなどの連絡先を伝えるとスムーズにやりとりすることができます。
まとめ
年賀状をやめたいと思う方は、喪中はがきや寒中見舞いで年賀状じまいをすることができます。
最後に送る年賀状には、「来年からは年賀状をやめる」ということを書き、年賀状をやめる理由や感謝の気持ちを伝えておくと良いです。
また年賀状に代わる連絡方法があれば、それを伝えることで今後も関係を保つことができます。
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