キレイな花を見たときや、素敵だな~と思った景色は、スマホがあればすぐに撮影することができます。
でも撮影したあとの画像を見ると、何だかいまいちだな・・・。
なんてことありませんか?
プロっぽい素敵な写真が撮りたい!けど、いつも失敗してしまう人は、とくに花の撮影がオススメです。
花は比較的、誰が撮影しても綺麗に見えるんです。そして、動かないので被写体としては撮りやすいので練習にもピッタリ!
行楽シーズンは写真を写す機会が増えますし、上手に写真が撮れる方法をご紹介します!
ちょっとした簡単なテクニックを使えば、デジカメでもスマホでもプロっぽい写真が撮れますよ♪
構成を考えてフレームに入れてみる
思いつきでも良いので、写真にテーマをつけてみましょう。
モチーフを考え、写真を見た人に何を伝えたいのか、ちょっとした物語を作ってから写真にすることです。
タイトルでも良いと思います。
無題の写真を撮るよりも、簡単にテーマやタイトルをつけると、不思議なことに被写体への印象も変わって見えてきます。
今回の主役は、花になります。花にタイトルをつけたり簡単なテーマが決まれば、次は構図を見ていきます。
主役の花の位置を考える
物を美しく見せるには決まりがあります。それが、構図です。
構成の仕方は色々あるのですが、今回は花を撮るために必要なものをご紹介します。
被写体を真ん中に持ってくる。
物を美しく見せる一つ目の構図は、日の丸です。
真ん中に被写体を持ってくる方法になります。
この真ん中に被写体を置くのは古い手法になり、記念写真や家族写真なんかに使われます。
昔からのど定番な撮影方法になりますので失敗はありません。
でも私は必要がない限り、この方法は出来るだけ避けてます。
なぜなら、被写体をちょとずらした方がもっと深みがでてきて、オシャレに見えるからです。
三分割の構図を撮る
写真を縦と横に三等分することです。
そうすると、均等に入る縦と横に2つの線と、4つの交点ができます。
そこに被写体、この場合は花をもってくるのです。どの線、どの交点を使っても大丈夫です。
そうすると、花のほかに空間が作り出され、見る者を想像させます。
スマートフォンやデジカメでは、カメラの設定でグリッド線という、三分割に線を入れる機能があります。
リーディングラインをイメージする
学生の頃、立体図を描くときに線を書くことを練習していましたが、その立体線を写真にも取り入れて奥行きを出してみる方法です。
斜めの線、上中央で三角形型に交わっている線などですね。
斜めの線にそって被写体をのせると、奥行きを感じる写真が取りやすくなります。
色々な角度で撮ってみる
しゃがんで下から撮った写真になります。
下から・上から・横から・斜めから・遠くから・近くから。
被写体をとる位置や角度を色々と変えてみてください。
アングルを意識して撮影するときは、ズームは使わないでください。
ズームを使うと、写真画像の質がおちるからです。
出来ればお花にグッと、自分が近づいちゃいましょう。
光をみる
↑花に露出を合わせたとき。
↑バックグラウンドに露出を合わせたとき
↑逆光
花を撮影するとき、光の調整を明るくしすぎると色が飛びすぎて白い画像になります。
フラッシュを使うと、ベタッとした写真になったり、逆光だと花自体が真っ暗になったりしませんか?
これは、光の使い方を間違っているのが原因です。
花の写真をキレイに撮影するコツは、どこの色を出したいのかを先に決めておきます。
スマートフォンやデジカメには露出補正の機能があります。
ソフトによって色を出したいときに、被写体をクリックして、露出を補正してくれるものもありますので、使ってみましょう。
フォーカス機能を使う
写真を撮る前にはピントをしっかり合わせておきましょう!
もちろん、今はオート機能があるからピントを間違えることなんてないよ!って思ってる方いますよね。
その通りです!
でも、オート機能というのは、絶対にピントがずれないように、出来るだけ全てにフォーカスが合うよにしてます。
つまり、後ろの物にもピントが行くようにしています。
それだけでも十分にキレイに撮影はできますが、プロっぽく写真を仕上げるなら、フォーカス機能を使ってみましょう。
フォーカス機能を使うと、被写体がくっきりしていて後ろの物をぼかすことができます。
「えっ!これスマホやデジカメで撮った写真?」と疑いそうなカッコイイ写真が撮影できます。
スマホは機種にもよりますが、フォーカスのバーをスライドして調節できます。デジカメなら、花のマークを使ってください。
まとめ
スマホやデジカメでも、花の写真を一眼レフで撮ったみたいに見せるには、3つの機能を使うと簡単です。
- グリッド線を使って、日の丸の写真を避ける。
- 露出補正の機能を使う。
- フォーカス機能を使う。
今のスマホの写真機能はすごく性能が良いですし、プロっぽくカッコイイ綺麗な写真にするなら、機能を活用してみて下さい。
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