寸志の意味ボーナスとの違いや相場は?目上の人への寸志のマナー

マナー

働き始めた会社からボーナスではなく「寸志(すんし)」を貰ったとき、ボーナスとの違いがよくわからず、なんとなく疑問に思っていました。

 

また「寸志」という表現は、目上から目下の者に対して使われる言葉になり、目上の方には使わない言葉だそうです。

 

寸志を貰っても、その金額が多いのか少ないのかもわからなかったので、寸志とボーナスの違いや相場と合わせて、目上の方へ渡すときのマナーまで調べてみました!

 

寸志の意味とボーナスの違いは?

寸志とは、どのような意味があるのか?また、ボーナスと寸志は何が違うのかについてまとめています。

寸志とは?

デジタル大辞泉の解説では次のようになっています。

・すん‐し 【寸志】 デジタル大辞泉の解説.

1 少しばかりの志。自分の志をへりくだっていう語。「―を表す」

2 心ばかりの贈り物。自分の贈り物をへりくだっていう語。贈り物ののし紙の上などに書かれる。

3 わずかなさしさわりや不満。「どうだ、―はあるめえね」〈総生寛・西洋道中膝栗毛〉

 

「寸志」とは心ばかりの贈り物という意味の通り、一般的な「ボーナス」と比べると金額的には少ないことが多いです。

 

働き始めて日が浅い人や、アルバイトやパートなど正規雇用でない人達に「ボーナス」の意味を込めて「寸志」としていくらか渡す会社もあります。

私もアルバイト時代に、寸志を頂いていました。

 

業績が伸びて、「ボーナス」とは別に現金を支給する…という会社もあるそうです。羨ましいですね^^

 

ボーナスとは

「ボーナス」とは、賞与の事定期給与とは別に支給される臨時の給料です。各社の賞与規定に従って、計算され支給されます。

 

企業によっては、「支給されることもある」「支給なし」といったところがあったり、「年に2回」「年に3回」だったりと規定は様々です。

 

ボーナス支給がある会社では、対象者がボーナスを貰えるだけの勤務日数があることが条件となっています。

 

またボーナスは「会社が儲かっている時」に出すものなので、ボーナス支給をしたいけど業績が悪い…ただ感謝の意だけは表したい…という際には「寸志」として現金を渡すこともあります。

また寸志やボーナスなどの名称は、会社が自由に決めることができます。

 

以上、それぞれに違いを書きましたが、労働法やその他においても「寸志」と「ボーナス」を特に規定する法律はありません。

 

寸志で渡す金額の相場はいくら?

寸志は、個人間でもやり取りすることもあります。

個人同士のやり取りの場合、一般的には数千円~1万円までの間が適切だと言われています。

 

寸志とは、あくまで「ほんの少し」という意味がありますので、受け取る方が気を使うような大きい金額は避けた方がよいでしょう。

 

冠婚葬祭や婚礼などでお渡しする場合は、香典や御祝儀と同様に縁起の悪い数字は避けた方が無難です。(苦痛や死を連想する数字や、割り切れる数字など)

 

ここから考えると、大体5,000円~10,000円位の事が多いようです。

 

ただし、宴会の幹事などの場合は会費よりも高い金額(会費3,000円だとすると5,000円という具合)、もしくは会費と同額を渡すことが多いので注意が必要です。

この様に、特に金額的な決まりはありません。

 

「え!結局いくら包めばいいんだよ…」と心配な方は、とりあえず5,000円または1万円と考えておいて大丈夫だと思います。

紙幣が1枚の方が管理もしやすく、封筒にも収まりもいいので、相場としても妥当でしょう。

 

企業での寸志の相場は?

企業から個人へ渡す場合賞与とは異なり、「会社の業績がよかった」などの臨時ボーナスの際にも、「寸志」を使うことがあります。

 

この場合の相場としては、数万円~5万円程度が相場と言われています。中には、10万円ほどまで寸志として支給される会社もあるそうです。

 

ここは頑張りや、会社への貢献度に応じて変動があるかと思いますが、数万円~5万円程度が寸志の相場といえそうです。

 

寸志の意味とは?目上の人には使えないので注意

「寸志(すんし)」とは、お世話になった方への感謝の気持ちとして、心ばかりの贈り物や金品を贈る際に使われている言葉です。

 

お礼の意味で使われる「寸志」は、目上から目下の者へ渡すときの言葉になります。ですので、自分より目上の人に使う場合は失礼になります。

目上の方へ金品を渡したいときには、別の言葉を使いましょう。

 

一般的には、「謝儀」「御礼」「ご挨拶」「松の葉」が、よく使われています。

 

「松の葉」というのは、松の葉に包むくらいのことしかできませんが…という意味になります。

これを、ひらがなで「まつのは」と書くと、目上から目下の者におくる言葉となるので、注意が必要です。

 

この「松の葉」という表現は、地域によっては当たり前に使われているそうですが、意味を知らない人も意外と多いので無理に使う必要はありません。

 

誰が見ても意味がわかり、また目下の者から目上の方へ贈ることができる「御礼」という表現が1番無難と言えるでしょう。

 

まとめ

寸志とは、心ばかりの贈り物という意味があり、相場は数千円~5万円ほど、多くても10万円となっています。

ボーナスを貰えるだけの勤務日数がない人に、寸志として支給されることがあります。

 

寸志は、目上から目下の者に対して使う表現となりますので、目上の方へ金品を贈るときは「御礼」と書くのがマナーになります。

 

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