マンション住まいの私は昨年、初めて台風が怖いと感じた経験をして、備えておけば良かったと思ったことがたくさんありました。
台風は毎年発生しますし、勢力が強く大きな台風は来ることは珍しくありません。
そこで、台風の日も安心に過ごせるように備えて準備しておこうと思い、忘れないようにまとめてみました。
ぜひ参考にしてみて下さい。
台風に備えておくこと
台風が来る前に備えておくことをチェックしましょう。
<停電に備えて>
- 懐中電灯
- 電池
- ロウソク
懐中電灯や電池は必須アイテムです。ロウソクも備えておくと安心ですが、火事になるのが怖いので、私は圧倒的に懐中電灯をおすすめします。
オール電化住宅の方は、カセットコンロがあると安心です。
<暑さ対策>
- 保冷剤
- 凍らせたお茶やお水
- うちわ
- 暑さ対策グッズ
台風で停電になるとクーラーは止まりますし扇風機も使えません。暑いからといって窓を開けるわけにもいかないので、部屋はものすごく蒸し暑くなります。
いつ電気が復旧するのかわからないので、そのあいだ熱中症にならないように対策しておくことがおすすめです。
まず保冷剤があれば、夏場の停電の暑さ対策ができます。
保冷剤を濡らしたタオルで包み「首・脇・股」の大きな血管が通っているところにあてると、効率よく身体を冷やすことができます。
また、凍った保冷剤を停電してすぐに冷蔵庫に入れておけば、冷気を長持ちさせることができます。
ペットボトルのお茶や水を凍らせておくのも良いです。
身体を冷やすためにも使えますし、溶けてくればそのまま飲めますので便利ですよ。
暑さ対策グッズの、冷却タオルや冷却スプレーを準備しておくのも良いです。
このひんやりシャツシャワーは、衣類にシュッとふきかければ、ひんやり涼しく過ごすことができます。
このスプレーを、普通のタオルに吹きかければ冷却タオルにもなるので、夏のお助けアイテムになりますよ。
<食料品>
- レトルト
- 缶詰
台風で雨風が激しい中、コンビニにも行けないと思います。
停電しているときはレンジは使えないので、そのまま食べれるレトルト食品や、缶詰などを用意しておけば安心です。
食事の際にお皿にサランラップを貼り付けて利用すると、食器を洗わなくてすみます。断水したときに、お水を節約することが可能です。
<衛生用品>
- ウエットティッシュ
- 汗ふきシート
手を洗えないときに便利です。
<家族のスケジュール確認>
台風が直撃する日の家族の予定など、万が一に備えてチェックしておくと良いです。
避難しなくちゃいけない場合、家族間でどう連絡を取りあうかなど決めておけば、パニックになることはありません。
<スマホと充電器>
停電してテレビが見れないときは、スマホがあれば情報収集できます。
緊急時の連絡にもスマホのほうが役立ちますので、充電器も満タンにしておくと安心です。
停電時や災害時の情報収集については「停電時の情報収集のやり方!便利アプリとツイッター災害時の使い方!」を参考にして下さい。
<台風対策は庭やベランダも注意>
家の外に置いているものは、できるだけ屋内に入れておきましょう。
- 植木鉢
- ゴミ箱
- 自転車など
風が強いと、かんたんにふっ飛ばされてしまいます。
台風の日マンション住まいの備えておきたいこと
マンション住まいの私は、昨年の台風で初めて怖いと感じました。
めったに強い台風が来る地域ではなかったので、何も準備ができていなかったのです。
大型な台風が来ると予報されているなら、必ず備えておきたいと思ったことがありますのでご紹介します。
<水の確保>
停電をして初めて気づいたのですが、台風の日は水道が使えなくなりました。
マンション住まいの場合、停電してしまうと断水になることがあります。
トイレの水も流せなくなるので、お風呂に水をためておくことをおすすめします。
<ベランダを片付ける>
私は7階に住んでいるのですが、もうめちゃくちゃな風が吹いていました。
ですので、洗たく竿は外してまとめて紐で結んで床に置いておくか、室内に入れておくと良いです。
洗たく竿が窓に当たると割れる原因にもなります。
窓が割れるのは困りますし、よそのお家に迷惑をかけるのはもっと困るので、外しておくようにしましょう。
室外機には、しっかりとカバーをつけておくと安心です。
強風で、室外機のファンが逆回転すると故障の原因になることがあります。風がもろに当たらないように室外機のカバーをしっかりと付けておけば防ぐことができます。
室外機そのものが、しっかりと固定されているかも確認しておきましょう。台風の風で室外機が転倒することもあり、故障の原因になります。
<窓の対策>
勢力の大きな台風は、とにかく風が強いです。雨戸が付いているなら、しっかり閉めておきましょう。
私の住んでいるマンションに雨戸は付いていなかったので、もろに風を受けていました。
何も対策をしていなかったベランダ側の窓が、サッシごと曲がりそうなほどミシミシと音をたてていたので、カーテンの上から窓を抑えて過ごしてたんです(汗)
ぎりぎり割れることはありませんでしたが、窓を補強しておくことは重要だと思いました。
マンションの窓対策で便利なのは「飛散防止フィルム」です。
飛散防止フィルムは、遮熱・UVカット・目隠しなどの効果があるフィルムも売っているので、一度はってしまえば、そのまま貼りっぱなしでずっと使えます。
万が一、窓ガラスが割れてしまっても、フィルムが飛び散りを防止してくれるので安心です。
私は、大きな窓にフィルムをキレイに貼るのは苦手なタイプなので、もう少し手軽な方法で対策したいと思います。
その方法は、養生テープをバッテンにして補強する方法です。
普通のバツ(×)よりも、タテ・ヨコ・ナナメと放射状(*)にテープを貼ったほうが、より安心です。
養生テープは、内装工事や引っ越し業者でよく使うテープになります。
ガムテープより粘着力は弱いですが手でさっと切れるし、台風が過ぎたあと、キレイにはがせるので使いやすいです。
飛散防止フィルムに比べると強度は弱くなりそうですが、窓にダンボールを当ててテープで止めれば、飛散防止にもなります。
大型台風が来ると前もってわかっている場合は、先に準備しているほうが良いです。
<駐車場>
マンションにある駐車場が地下に設置されている場合、冠水などで車が水没してしまう恐れもあります。
川の近くに住んでいるなど、水の被害も出そうなら車を移動させておくようにしましょう。
<エレベーター>
台風で停電したときは、エレベーターも止まってしまいます。風が強くなっている状態なら、エレベーターは使わず階段を利用したほうが賢明です。
ただ、何が飛んでくるのかわからない状態なので、階段を使うときは注意して下さい。
台風に備えておくことまとめ
台風で怖いのは、風の強さと雨量です。
風速15~20mは、転倒するほどの強さになり、それ以上の風速になると色んな物が飛んできます。
電線に物が当たったり電信柱が倒れたりすると停電になります。
そのために、
- 外に置いてある物は部屋に入れておく
- 窓ガラスにダンボールと養生テープを貼って補強する
- 断水に備えて水を溜めておく
- 暑さ対策に飲料水や保冷剤を用意しておく
- 懐中電灯と電池を用意する
最低限、これくらいの用意をしておけば安心です。
ただ、台風は過ぎても電気の復旧が遅れる場合もあります。
オール電化のタイプは料理もできない状態になりますので、レトルト食品などの非常食を準備していると良いですよ。
また、予期せぬ土砂崩れや洪水になると、震災と同じように避難生活ということも考えられます。
いざと言うとき焦らないように、避難する場所や家族間の連絡方法など、しっかり決めておきましょう。
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