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えべっさんの縁起物の種類や意味とは?熊手や笹の飾り方と購入する時のポイント!

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毎年1月の9日10日11日と言えば、十日戎のえびす祭りです♪えべっさんでは商売繁盛を願った縁起物が有名ですが、種類が色々とあります。

 

私の子供の頃、祖父が会社経営をしていたので、えべっさんの縁起物は事務所にありましたが、自分で買ったことがありません。

私も縁起物を買ってみたいのですが、どんな種類があるのかよくわかっていませんでした。

 

そこで、十日戎で買える縁起物の種類と、どんな意味やご利益があるのか調べてみました!

そして購入した熊手や笹の飾り方や有効期間などもまとめています。

 

調べている中でわかったのですが、縁起物の買い方には知っておいた方が良いポイントがあるんです!

それも合わせてご紹介します(^^)

 

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えべっさん(十日えびす)縁起物の種類と意味

えべっさんで代表的な縁起物の種類は3つあります。その他にも細々とした縁起物はあるので、1つずつ詳しくご紹介していきます。

 

福笹、吉兆笹

えびす祭りの日には「商売繁盛で笹持ってこぉ~い」という歌がどこの神社でも流れていますので、えべっさんと言えば「福笹」を思い出す人は多いのではないでしょうか。

 

なぜ笹を使うのかというと諸説ありますが、

  • まっすぐ伸びて成長していく竹は縁起が良いものとされていること
  • えびす様が持っている釣り竿は竹ということ
  • 笹は殺菌や薬用の効果があり昔からお清めなど様々なことに使われてきた

 

これらの理由から、まっすぐ伸び生命力の強い竹は商売繁盛にピッタリな縁起物と考えられるようになり、えびす様の縁起物となったそうです。

 

福熊手

熊手もえべっさんの縁起物としては有名です。福熊手は、福や金運をかき集めるという意味がある縁起物になります。

 

福箕(ふくみ)、福籠(ふくかご)

福箕もえびす祭りでよく見る縁起物です。この福箕または福籠には、熊手でかき集めた福をすくい取るという意味があります。

 

熊手や福箕は、お店や会社をしている人がよく購入している印象です。

えべっさんといえば、福笹・福熊手・福箕の3つが代表的な縁起物になっています。

でも、まだ他にもちょっとした縁起物はたくさんあるんです。

 

福飴

福飴と呼ばれる飴があるのですが、2種類あります。

ひとつは、金太郎飴と同じ作りをしているものです。この飴は、おたふくの顔が出てきます。

 

もうひとつの飴は紅(ピンク色)と白でできた棒状の「のし飴」です。

ねじった形の棒状の飴は、延命飴とも呼ばれていて長寿の意味が込められています。

 

こののし飴は和歌山県が発症の地だそうで、和歌山周辺の風習と言われていますが、大阪のえびす祭りでも見かけます。

 

その他の縁起物

神社によって多少の種類は違うかも知れませんが、扱いやすいサイズの縁起物もたくさんあります。

  • 大宝・福俵・福鯛・宝船・宝来・千両箱・福輪
  • 福銭・大判・小判・金蔵・小槌・福鈴・駒札・他お守り

 

これらの縁起物は商売繁盛の他に、家運隆昌や子宝などに縁起が良いとされている物もあります。

 

初めて縁起物を購入するなら、大きな福笹や熊手より小ぶりな縁起物から始めてみるのも良いと思います。

 

えべっさん熊手の飾り方と取り付け方

えべっさんの縁起物である福熊手の飾り方をご紹介します。

 

えびす祭りで購入した縁起物はお札と同じあつかいになります。ですので、神棚があれば神棚に祀ると良いです。

 

神棚がない場合は、太陽が登る方角の「東向き」または「南向き」が良しとされています。そして飾る位置は、床に置いたりせずに神棚と同じで、頭より高い場所にしましょう。

 

この方角は、神棚を祀る方角と同じになります。

しかし住宅事情で東や南向きには飾れないという場合は、家族が集まるリビングや玄関でもかまいません。

ただ不浄な場所と言われるトイレには向けないようにします。

 

えべっさんの縁起物は御札と同じ扱いなため、少し堅苦しさを感じてしまいそうですが、神経質になる必要はありません。

 

福熊手を飾る方角というのは諸説あり、そのうちの1つの基準が神棚と同じにすると良いということです。

その神棚は、北側を避けて東・南そして西向きにと言われています。

 

ただ、北側に飾ると不幸になるとかバチが当たるというような、絶対にダメな理由はありません。

そして、いちど飾り付ける方角を決めたら、そこから移してはいけないというルールもありません。

 

こまめに掃除ができて、いつでも拝礼ができる場所だったり、ゲン担ぎや願掛けしたい方角に飾ることもできます。

 

例えば、北側に合格したい大学があるとか、自宅から職場の方角が北側にあり出世したいなど願いがあるなら素直に飾り付けしてもかまわないそうです。

 

他には、風水的なことを取り入れて方角を決めるのも良さそうです。

  • 東 は 仕事運・社運
  • 南 は 地位・名誉
  • 西 は 金運・財運

 

または、恵方で毎年方角を決めるというのもありですね^^

ちなみに恵方は次の方角になります。

  • 2020年(令和2年)西南西
  • 2021年(令和3年)南南東
  • 2022年(令和4年)北北西
  • 2023年(令和5年)南南東
  • 2024年(令和6年)東北東
  • 2025年(令和7年)西南西

 

えべっさんの熊手などの縁起物は、ただ条件に合ったところに設置すれば良いわけではありません。

 

神棚のように毎日拝礼しなくても良いですが、飾り付けたらほったらかしにせず、ホコリまみれにならないように掃除をしたり、手を合わせてみることが大切です。

 

福熊手の取り付け方

福熊手をちょくせつ画鋲やピンで突き刺すのはやめておきましょう。熊手を痛めてしまいます。

 

【棚に飾る場合】

筒状のもの、例えば竹筒や花器や瓶などがあれば、中に重しをいれて熊手を挿して飾り付けます。

ペットボトルや瓶でもかまいません。

 

【壁や柱に飾る場合】

  1. 飾りたい場所に釘やフックを取り付ける。
  2. 熊手に紐を通し、額縁のように引っ掛けるか吊るすように飾る。

紐の代わりに針金で通してもOKです。

 

ビニール袋について

えべっさんで購入すると、熊手にビニール袋がついていることがありますが、これは汚れやホコリがつかないための包装になります。

 

家や会社に飾るときにビニール袋をつけたままでもかまいませんが、そのままほったらかしに飾っているとかなり汚く見えてしまいます。

 

飾りを汚したくないなら、ビニール袋を定期的に取り替えると良いでしょう。

ですが福が集まる物と言われていますので、できればビニール袋から出して飾っておいて、こまめに掃除するのが理想的です。

 

えべっさん笹の飾り方と取り付け方

福笹は家運隆盛・商売繁盛の縁起物で、福笹に付けてもらう小宝は「吉兆」とも呼ばれています。

 

そしてこの福笹の飾り方も熊手と同じく、御札(おふだ)の飾り方を基準にすると良いでしょう。

西宮神社のQ&Aにも、飾り方についての回答があります。

Q.どのようにおまつりすれば良いですか?

A.おふだと同様、笹の正面が南か東を向くようにし、神棚、もしくは目線より高く清浄な場所(玄関でも可)に立て掛けるか、壁に貼り付けるようにしておまつり下さい。

 

 

福熊手の飾り方と同じで、福笹も同じ方角と目線より高いところに飾ります。

神棚や御札や縁起物の飾り付けは、北向きを避けて東か南向きがベストと言われていますが、部屋によっては難しいときもあります。

 

先ほどと同じで、北側がダメだというはっきりとした理由はなく、また不吉ということでもありません。

このような縁起物を飾るときに一番大切にしたいのは、家族が集まり拝みやすい場所であることと、こまめに掃除しやすい位置に飾ることです。

 

福笹の取り付け方

熊手の取り付け方と同様、ピンや画びょうで直接かざりに突き刺すのは良くありません。

笹の飾り方ですが、壁に貼り付けるように飾るのが多いです。

 

まず笹の大きさやバランスを考えてから壁にフックや持つところのある画鋲を取り付け、笹を引っ掛けるように乗せると安定して飾ることができます。

 

えべっさん福箕の飾り方と取り付け方

福熊手は福をかき集めるものですが、福箕は福や運をすくい取る物になります。

熊手や笹に比べると一番飾りがたくさんついていて、賑やかな物だと思います。

 

福箕を飾り付ける方角も、熊手や笹と同じで東か南向きがベストと言われています。

また恵方の方角に向けて飾り付けるのもおすすめですが、お家の構造上、方角にこだわるのが難しい場合は、家族が集まる場所や拝みやすいところにしましょう。

 

東や南向き以外はバチが当たるなどとうことは一切ありません。ご利益の欲しい方角に向けてお参りするのが良いと思います。

 

福箕の取り付け方

福箕はどっしりとした形になっていますので、頭より高い位置に棚があれば乗せるのもひとつです。

 

私の祖父は板金業の小さな工場を持っていましたので、毎年えべっさんの飾りを置いていました。

福箕のときは部屋の角のところにコーナー用の棚をとりつけ、そこに乗せるように飾っていました。

でも、もっと簡単な方法はあります。

 

福箕の裏に紐を通し、壁にフックを取り付けてそこから吊るすようにすると簡単に飾ることができます。

福箕も定期的に掃除をしましょう。

 

えべっさんの笹や熊手を返す方法

福笹・福熊手・福箕などの縁起物は、1年を目安に返納するようにします。

 

十日戎で購入した縁起物を返す場所は、購入した神社で初詣のときやえびす祭りの時に返納できます。

もし同じ神社に行けない場合は、近所の神社にお焚き上げとして納められますので持っていきましょう。

 

縁起物を返しそびれた場合

えびす祭りも過ぎてしまい返納することをすっかり忘れていたときは、翌年まで持っていてもかまいませんし、神社に納めることもできます。

 

手にした神社に行くことができないなら、近所の神社でもかまいません。

神社の境内に、お守りや縁起物などを納める場所があればそこに返納しましょう。

 

小さめな神社の場合は、えびす祭りが過ぎると返納する場合が無くなっていることもあります。

その時は、社務所にいる職員のかたに返納したいことを申し出れば対応してくれます。

1年で返すときも遅れて返納するときも、感謝を込めてお返ししましょう。

 

初めてえべっさんの笹や熊手や福箕の買うときのポイント

えべっさんの縁起物を初めて購入するとき、ちょっとしたポイントが2つあります。

 

まずは「サイズ」です。

とくに、福熊手と福箕を初めて購入するなら、最初は小さいものを選ぶと良いそうです。

 

奮発して大きな熊手や福箕を買ってしまう人もいるのですが、商売や事業の進み具合に合わせて大きさを選ぶのが良いそうです。

 

最初は小さめなサイズで、業績が伸びていけばそれに合わせて年々に大きな縁起物にしていきます。

はりきって大きな熊手を買った翌年は考え直して小さい物に変えると、福が下がってしまうそうです。

 

ですが、2年続けて同じサイズの物は問題ないと言われているので、ちょうど良い物を探してみて下さい。

 

次に、えべっさんの縁起物を買うときのポイントは、「買い方」になります。

 

熊手は福や金運をかき集め、福箕はそれをすくい取るという意味があることから一年おきで購入すると良いそうです。

最初は熊手を購入して翌年は福箕にするという感じですね^^

 

そうして少しずつ大きくしていくと、どんどん福徳が集まり商売繁盛していくと考えられています。

 

えべっさん縁起物の種類と飾り方のまとめ

えべっさんの縁起物の飾りは、福笹・福熊手・福箕が代表的な飾りとなります。

 

各ゑびす神社に行くと、大宝、福俵、千両箱、福輪、福鯛、大判小判、宝来、金蔵、駒札、福鈴やお守りなどもあります。

また福飴も有名で買っている人をよく見かけます。

 

縁起物の飾り方は御札と同じ扱いになるので、東か南向きがベストとなっています。

ですが、恵方の方角に向けて飾るのも良いですし、方角は気にせず家族が集まる家の中心となる場所に飾っても良いです。

飾るときは、目線より高い位置にします。

 

一年間祀ったらお焚き上げをして、新しい物を手にします。同じ神社に行けないときは、近くの神社でもかまいません。

 

自営業などをしていて、初めてえびす祭りで熊手や福箕を購入するときは、小さいサイズの熊手からにしましょう。

事業をしている訳ではないなら、福笹だけでも問題はありません。

商売繁盛しますように♪

 

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