最近はLINEやメール等、通信サービスが充実していて手紙を送る機会が減った方も多いのではないでしょうか。
そんな手紙を送る時に必要な切手、実はここ数年で値上がりしていたのをご存知ですか?
さらに2019年10月から消費税10%に伴い、また切手の料金が変わりました。
私は「家に眠っている80円の切手を貼って手紙を出したら、料金不足で戻ってきてしまった!」なんて事がありました。
そこで今回は、手紙やはがきを出すときの切手料金を最新版でご紹介します。
手紙の切手代はいくら?
ごくごく普通サイズの手紙を出すとき、現在の切手代は「84円」または「94円」です。
※令和元年10/1からの料金です。
普通の手紙と言っても、切手の値段は郵便物の大きさや重さで料金が変わってきます。
それぞれの切手代を表にまとめています。
定形郵便(通常のサイズ)切手料金 | |
重量 | 令和元年10月1日からの料金 |
25g以内 | 84円 |
50g以内 | 94円 |
規格内(長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cm・重さ1kg以内)の切手料金
重量 | 令和元年10月1日からの料金 |
50g | 120円 |
100g | 140円 |
150g | 210円 |
250g | 250円 |
500g | 390円 |
1kg | 580円 |
※規格内とは、サイズの目安はA4サイズより小さいものです。
規格外(長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cm以上)の切手料金
重量 | 令和元年10月1日からの料金 |
50g | 200円 |
100g | 220円 |
150g | 300円 |
250g | 350円 |
500g | 510円 |
1kg | 710円 |
※規格外とは重さは同様で、長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cmを超えるサイズの切手料金です。
以前、甥っ子にバースデーカードを普通の封筒に入れて郵送したとき、25gを超えて92円のことがありました。
100均で購入したバースデーカードなのですが、メロディーが鳴るタイプです。
カードと手紙1枚を入れただけですが、重かったようです^^;
手紙の重さの目安一覧
切手代は、手紙の重さと封筒のサイズで料金が変わってきます。
封筒のサイズは売っているものを見れば「定形内」や「定形外」と表示されているので違いはわかりやすいのですが、重さはわかりにくいです。
そこで、重さの目安をまとめてみましたので参考にしてみて下さい。
定形郵便(通常の手紙など)重さの目安
サイズ:長辺23.5cm以内・短辺12cm以内・厚さ1cm以内および重量50g以内
重さの目安 | |
25g以内 | A4用紙を4枚以内 |
50g以内 | A4用紙を10枚以内 |
規格内の重さの目安
サイズ:長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cm・重さ1kg以内
重さの目安 | |
50g以内 | A4用紙が8枚以内 |
100g以内 | A4用紙が20枚以内 |
150g以内 | A4用紙が28枚以内 |
重さは同じでも、厚みが3cmを超えたり、封筒のサイズが少し大きくなると料金が約80円ほどアップしますので注意して下さい。
A4サイズの封筒の切手代金は?
A4サイズの封筒は「規格内定形外郵便」となります。
- 長辺34cm以内
- 短辺25cm以内
- 厚さ3cm以内
とサイズが決まっていて、重量は50g~1kg以内なら切手を貼って郵送できます。
切手の代金は、封筒の重さで変わります。
- 封筒の種類:角形2号(角2)(かくに号)
- サイズ:長辺33.2cm・短辺24cm
重量 | 令和元年10月1日からの料金 |
50g | 120円 |
100g | 140円 |
150g | 210円 |
250g | 250円 |
500g | 390円 |
1kg | 580円 |
切手が買える場所については「切手が売ってる場所はどこ?コンビニでも買える?」をご覧ください。
切手は封筒に何枚まで貼れるか?正しい切手の貼り方
切手を貼る枚数ですが、とくに決まりはありませんが、切手が重ならいように貼りましょう。
料金不足にならないように、何枚もの切手を貼ってもかまわないのですが、相手の方が「余った切手を寄せ集めした」と感じてしまうこともあります。
マナーとしてあまり良い印象は与えませんので、料金に合った切手を貼るようにしましょう。
切手を貼る位置
はがきや封筒を縦長にしたときに、左上に切手がくるように貼ります。
横向きにして出すとしても、郵便番号は枠内に記入し、切手も縦長にしたとき左上にくるようにします。
手紙やはがきは郵便局の機械で自動で仕分けているそうで、縦長にした際に左上に切手があるとトラブルなく仕分けることができます。
封筒の場合も同じです。
速達で送るときの切手代金は?
手紙やはがきを速達で出す場合は、別途料金がかかります。
- はがき
- 定形郵便物
- 定形外郵便物(規格内)
- 定形外郵便物(規格外)
それぞれ速達で出すことができます。
重量が250g以内なら、速達料は290円です。
※令和元年10/1からの料金です。
普通の手紙(250g以内)を速達で出すと、切手代金は次のようになります。
郵便物の重さが、250g以上~1kg以内の速達代金は、390円となります。
※令和元年10/1からの金額です。
速達で出すときは、切手が2枚以上になることもありますので、重ならないように注意して切手を貼って下さい。
もう1つ、注意点があります。
速達で手紙などを出すときは、郵便局ですぐにわかるように目印をつける必要があります。
手紙などを速達で出す方法もご紹介します。
速達で封筒やはがきの出し方
郵便局の仕分けの際に「速達」というのがすぐにわかるように、郵便番号を記入する欄の上部に赤い線をひいておきます。
封筒やはがきが、縦書き横書きどちらでも、赤い線を引く場所は同じです。
さらに、切手の場所から少し下の位置に「速達」と赤い文字で記入するとわかりやすくなります。
速達の文字は無くてもかまいませんが、郵便局の窓口で出したときに速達のハンコを押していたのを見て、私は書くようになりました。
赤い線の太さはだいたいでOKです。
はがきの切手の値段はいくら?
はがきの値段もこれまで何度か値上げがあったので、今はいくらなのかすぐ忘れてしまいがちです^^;
郵便はがき | 63円 |
年賀はがき |
※令和元年10/1からの料金です。
郵便はがきも年賀はがきも、どちらも同じ値段になります。
私製はがきの場合は、63円切手を貼ってからポストにだしましょう。
ちなみに、はがきもサイズや重さが決められています。
はがきは手作りすることもできますが、重みがありサイズオーバーしているものは、定形郵便物の値段になりますので注意して下さい。
長辺 | 14cm~15.4cm |
短辺 | 9cm~10.7cm |
重さ | 2g~6g |
通常はがきは、長方形の紙に限ります。
往復はがきの切手代はいくら?
めったに往復はがきを使うことはないのですが、いざ使うときに切手代がわからないと困るので調べておきました。
往復はがきの切手代は令和元年10月1日からは126円となっています。
往復はがきは、2枚のはがきがセットになっている形です。ですので、通常のはがきの料金2枚分になります。
往復はがきを自作する場合は、出す用と返信用それぞれの場所に切手を貼って投函します。
往復はがきもサイズが決められています。
真ん中で折った際には長方形になって、通常のはがきと同じサイズになるようにしましょう。
郵便料金が不足した場合はどうなるの?
切手の料金が不足した状態で投函をすると、出した手紙は料金不足として戻ってきます。
手紙が戻ってきたら、不足分の切手を追加で貼ってから投函しなおします。
封筒やはがきに、差出人の住所を書いていない場合や、管轄外からの投函した郵便物は相手の受取人へ連絡がいくようになっています。
そうすると、郵便物の料金不足を知らせるハガキが受取人に届きます。
例えば、切手代が10円分たりなかったときは、お知らせのハガキに10円を貼り付けて投函すると配達してくれます。
料金不足の郵便物を受け取りたくないときは、受け取らない旨を記載してはがきを投函すれば、不足分を支払う必要はありません。
切手代が足りない状態はすごく手間がかかり、手紙が届くまで日数がかかってしまいます。また、相手の方に不足分を出してもらうことほど失礼なことはありません。
切手代に迷った場合は、郵便局の窓口で出すか、多めに切手を貼っておくと安心です。
まとめ
手紙の切手代金は、かなり細かく分類されていて覚えるのは大変です^^;
できる限り、見やすくなるようまとめてみたのですが、いかがでしたか?
ごくごく普通の便箋で手紙を出すとき、たとえば以前販売されていた80円切手が余っていても、2円の切手を追加して貼れば問題なく使用することが出来ます。
いつもとは違う書類を郵送するとき、重さについて分からなかったり、切手料金を越えてしまうか不安だという場合は、最寄りの郵便局の窓口で聞くのが早くておすすめです!
窓口でそのまま切手を買い、郵便局職員の方で発送手配までしてもらえるので、ポストに投函する手間も省けます。
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